大学院

大学院を中退する時期について(体験談)

大学院を中退する時期

もし大学院を中退すると決意した場合、就職活動する場合は今どの時期なのかによって選択肢がかなり変わってくると思います。

簡単に次の4つの時期に分かれると思います。
(修士課程→就職というパスを想定しています。博士課程に進むような人は中退するなど頭にないと思うので...。)

  • 1年前期
  • 1年後期
  • 2年前期
  • 2年後期(私が中退を決断したのはここ)

結論を言うと、辞めるなら早い時期に辞める方が良いです。

つまり私は最悪の時期に辞めてしまったと言うことになりますね。
もっと早く辞めていればよかった...。

ここでは各時期の私の心理描写なども含めて書いていきます。

1年前期

一番傷が浅い時期です。

普通に卒業する人の中にも「あれ、意外と大学院大変じゃね?」と思いながら過ごしてる人がいるかもしれません。

この時期私はすでに辞めたいという意思は持っていたものの、大半の理系大学院生と同じく、修士課程を乗り切れると思っていました。

そして、辞めるならば既卒の学歴が影響しにくい公務員がいいかなと思い、勉強を始めた時期でもあります。

1年後期

研究室の先輩方の就活が終わり、有名な大企業に推薦枠で内定をもらっているのをみて、
「やっぱりしっかりと卒業していいところに就職したいな!辛いけど頑張ろう!」とか思っていた時期です。

2年前期

就職活動が始まり、辛い研究生活からやや解放される時期です。

この時に推薦枠で内定をもらっていると「せっかくいいところに内定をもらったんだから、絶対に卒業してやろう!」と思います。

ただ、既卒で就活をするとなると、最後のチャンスかと思います。

なぜかと言うと、後ほどにも出てきますが、募集を出している企業が減り、就職先の選択肢が極端に減るからです。

2年後期

研究が忙しくなってくる時期です。

大半の理系大学院生はこれを乗り切り、卒業し、就職していきます。

そしてわたしが中退を決意したのはこの時期の10月でした。

実際、就職活動を再開すると、6月の内定が出た時期を過ぎて、既卒、第二新卒でいけるような企業が極端に少なくなっていました。

まとめ

大学院を中退するなら2年の前期までに決断した方がいいです。

修士課程に進んだ方の中退率は約3%で自分はそのまま卒業できる!と思っている方は多いと思います。

しかし、民間企業に就職するなら、選択肢の多い2年の前期までに決断し、今後の自身のキャリアを作ることに全力を出した方が良いと思います。

 

以上です。

ありがとうございました。

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